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2008年2月5日火曜日

アマチュア無線局の免許(再免許)の電子申請の手数料が値下げになる

再免許申請書
平成20年1月25日付けの官報に、電波法関係手数料令の一部を改正する政令が公布され、平成20年4月1日より施行されます。今回の改正でアマチュア無線に関するものとしては、電子申請による免許申請および再免許申請の手数料の変更があります。

アマチュア局の免許(再免許)の電子申請については、これまでも申請書類によるものより、いくぶん手数料が割安でしたが、今回の改正では以下のように電子申請の場合の手数料が更に値下げとなります。
なお、申請書類(書面)による免許申請および再免許申請の手数料については従来通りで変更ありません。

●免許申請 (50W以下)
申請書類によるもの: 現行4,300円→ (変更無し)
電子申請によるもの: 現行4,200円→ 2,900円
●免許申請 (50Wを超える)
申請書類によるもの: 現行8,100円→ (変更無し)
電子申請によるもの: 現行7,900円→ 5,500円
●再免許申請
申請書類によるもの: 現行3,050円→ (変更無し)
電子申請によるもの: 現行2,950円→ 1,950円

アマチュア無線局の「無線局免許状」の有効期間は五年となっていて、私も今年は「固定局」と「移動局」、二つのアマチュア無線局の免許の有効期間が満了します。

その後、引き続きアマチュア局を開設しようとする場合は、免許の有効期限が切れる一ヵ月前までに、免許を受けている総合通信局へ再免許の申請をする必要があります。

そろそろ、準備に掛かろうかな?っと思っていますが、電子申請によるログインの手続きは、たいていWinで機能する様になっていて、Macでは、システムやブラウザの種類とバージョンが限定され、多くの場合において、アクセスすら出来ません。それで今回はパスします。

それと、これまでの九回の再免許申請は、千代田区大手町の関東総合通信局の私設課へ出向き、係官にその場で受理してもらっていますので、今回も直接申請する積もりでいます。

ところが、昨年八月一日より再免許申請書の様式が変更され、旧様式の申請書については、経過措置として今月一日まで有効でした。それで、今は新様式の申請書が既に巷の書店に置いてあれば良いのですが、万一の場合は面倒でも巣鴨のJARL(日本アマチュア無線連盟)まで行かなければ?っと思っています。

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電子申請をするには何が必要か?調べてみました。

電子証明書の取得
電子署名を行うには、政府認証基盤(GPKI)と相互認証された認証機関から発行された電子証明書を取得する必要があります。申請者が個人であれば「公的個人認証サービス」に基づく電子証明書を地元の市町村役場で取得する。

パソコンのセットアップ
自分のパソコンの利用環境の確認および電子申請に必要な「ソフトウェア」をインストールする必要があります。また、電子証明書を利用するために「ICカードリーダライタ」が必要になります。

ユーザ登録(ID・パスワードの取得
ユーザの登録が必要になります。その際、申請手続きに関する連絡を行うためにメールアドレスも登録する必要があります。

こんな面倒なことまでして、電子申請を利用する人はいるのでしょうか?再免許申請に限れば、五年にたった一回ですよ、例え手数料を値下げしたからって、電子申請の利用者が増えるとは思えません。
再免許申請書(上の画像)は昔より格段に簡略化されていて、自筆でも、たいした手間も掛からずに出来てしまうはずです。

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