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2006年12月18日月曜日

CQ ham radio12月号が珍しくも各地で売り切れ?実は・・・

CQ ham radio 12月号
「CQ ham radio」というアマチュア無線の月刊誌ですが、12月号の付録が話題を呼び、各地で売り切れ?のウワサがWebで飛び交っています。

私も毎号購読している訳でなく、時たま立ち読みして気に入ると買って帰るため、この号は見過ごしていました。そんなウワサに慌てて近所の書店に行ってみましたが既に次号の1月号が出る時期で売り切れでした。それではっと、次々と近所の書店をハシゴしつつ、五軒目の書店でやっと一冊に巡り会い、迷いもなく直ぐに手にしました。しかし、気が付いてみると自宅から随分遠くまで来ていました。

ウワサの元は、表紙にもなっている第1付録の「ソフトウェア・ラジオ実験基板」です。6cm角のプリント基板が付録として付き、その解説記事が掲載されています。
実験基板(6cm角のプリント基板)
なお、第2付録は「図解やさしいアンテナ入門」で、別冊になっていて、イラスト付きの解説がなかなか良いと思います。
今回、特に注目され人気が集まった?のが、この「ソフトウェア・ラジオ実験基板」です。

最近の電子工作で作るラジオと言えば、周波数同調にポリバリコンを用いラジオ用ICを使ったシンプルなラジオでした。しかし、このソフトウェア・ラジオでは、復調やフィルタをパソコンで処理するため、周波数同調や受信帯域、復調方式の変更、フィルタの切替、感度の調節をソフトウェアで処理しています。

受信した高周波をパソコンのサウンドカードで取り込めるように周波数を変換し、復調はパソコン上のソフトウエアで行うため、インターネット・ラジオとは異なり、アンテナから電波を取り込んで聴く正真正銘のラジオであることに間違いありません。

使用するパソコンにはWindows XPか2000が必須、Mac OSは今のところ非対応だそうで、マックユーザはまたお預けのようです。取りあえず、今晩はこの記事をジックリと読んでみたいと思います。なお、通常月は870円ですが、この号に限って980円でした。

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